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投稿者:野田 弘明

遺言その10 公証人出張による公正証書遺言の作成

公証人に出張してもらえるのはどのような場合か? 公正証書遺言をしたい人が、例えば足が悪いとか、高齢で体力が弱り、あるいは病気等のため、公証役場に出向くことが困難な場合には、公証人が、遺言者の自宅又は病院や施設等へ出張して […]

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尊厳死宣言公正証書その3

前回、「尊厳死宣言公正証書その2」でお示しした文例を見られてどのように思われましたか? 「堅すぎる」、「回りくどい」・・・でしょうか。ごもっともですが、上記文例は次のような事情を背景として、足らざる点を補う観点から作成さ […]

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成年後見制度  その4

1 任意後見監督人 (1) 任意後見監督人選任の申立て(法4条) 本人、配偶者、四親等内の親族又は任意後見人になることを引き受けた人が家庭裁判所に任意後見監督人選任の申立てをします。 ただし、本人以外の者が申し立てて選任 […]

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成年後見制度  その3

1 任意後見人(受任者) (1) 任意後見人は身内の者でもなれますか? ア 法律で任意後見人としてふさわしくないと定めている事由がない限り、子、兄弟姉妹、甥姪等の親族、親しい友人など、成人であれば誰でもなれます。 イ 任 […]

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成年後見制度  その2

任意後見制度  1 任意後見契約 任意後見制度は、本人が十分な判断能力があるうちに、将来認知症や精神障害などで判断能力が不十分になった場合に備えて、あらかじめ自ら選んだ代理人(任意後見人)に、療養看護や財産管理に関する事 […]

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成年後見制度  その1

1 成年後見制度 平成12年4月1日から、介護保険制度とともに、成年後見制度が始まりました。 成年後見制度は、判断能力の不十分な人(認知症を発症した高齢者、知的障害者、精神障害者等)を保護し、その人達が最後まで人間として […]

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尊厳死宣言公正証書 その2

尊厳死宣言公正証書の作成 (1)       尊厳死宣言公正証書は、嘱託人の尊厳死宣言を公証人が聞き取って公正証書に作成するもので、事実実験公正証書とされています。   (2) 文例としては、次のような条項が一 […]

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尊厳死宣言公正証書  その1

 1 尊厳死宣言とは 「尊厳死」とは、一般的に「回復の見込みのない末期状態の患者に対して、生命維持治療を差し控え又は中止し、人間としての尊厳を保たせつつ、死を迎えさせることをいう。」とされています。 近年、患者の自己決定 […]

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遺言その9  遺言事項(まとめ)

  遺言できる事項をまとめて概観し、必要なコメントを付します。 (1) 法律で定められている事項 ア 相続財産(遺産)に関する事項 ・遺贈(民法964条) ・遺産分割方法の指定、指定の委託(民法908条) ・相続分の指定 […]

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遺言その8  遺言執行者の指定

ア 遺言執行者とは? 遺言執行者は、遺言者が死亡し、遺言の効力が生じた後に遺言の内容をそのとおりに実行します(民法1012条)。そして、遺言執行者がある場合には、相続人は、相続財産の処分その他遺言の執行を妨げるべき行為を […]

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